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スマホでもOK!満月を綺麗に撮るための撮影テクニック&設定ガイド

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満月の夜、美しく輝く月を写真に収めようとしてもうまく撮れなかった経験はありませんか?

実は、満月の撮影は意外と難しく、適切な設定やコツを知らないと、白くぼやけたり、細部が潰れてしまったりすることが多いのです。

夜空に浮かぶ満月ってすごく綺麗なのに、写真に撮ると白く飛んじゃうことが多いよね…

ちゃんとコツを押さえて撮ってみたい!

しかし、少しの工夫で誰でも綺麗な満月の写真を撮ることができます。

一眼レフやミラーレスカメラはもちろん、スマートフォンでも設定次第でクレーターまでくっきりと写せることも。

さらに、満月と風景を組み合わせた写真を撮ることで、より幻想的な一枚を残すことも可能です。

この記事では、満月の撮影に適したカメラの設定、スマホでの撮影テクニック、風景との組み合わせ方など、満月を美しく撮影するためのポイントを詳しく解説します。

次の満月の夜に、ぜひ試してみてください。

満月撮影の基本設定

満月を綺麗に撮るためには、適切なカメラ設定が欠かせません。

満月は意外と明るいため、肉眼で見るよりも白く飛んでしまったり、細かい模様が見えにくくなったりしやすいです。

ここでは、一眼レフやミラーレスカメラを使う場合の基本的な設定を紹介します。

カメラのモード設定

満月の撮影では、カメラの設定を自分で調整できるマニュアルモード(Mモード)を使うのが基本です。

オートモードでは月の明るさに引っ張られてうまく撮れないことが多いため、露出を自分でコントロールできるモードを選びましょう。

ISO感度の設定

満月はかなり明るいため、ISO感度は低め(ISO100〜200)に設定するのがおすすめです。

ISOを高くすると、ノイズが目立ちやすくなるので、できるだけ低く設定しましょう。

シャッタースピードの設定

満月は夜空の中では明るい被写体なので、シャッタースピードは速めに設定するのがポイントです。

1/200秒〜1/400秒の間にすると、月の模様(クレーターなど)がくっきりと写ります。

絞り値(F値)の設定

F値はF8.0前後に設定すると、月のディテールがしっかりと写ります。

F値が低すぎると、ピントが合いづらくなるため注意が必要です。

満月って明るいのに、普通に撮ると白くぼやけちゃうのは、設定がオートだとダメだからなんだね…

満月撮影の手順

満月を綺麗に撮るには、カメラの設定だけでなく、撮影の流れも大切です。

事前に準備をしておけば、撮影当日に慌てることなく、美しい満月を写真に収めることができます。

撮影前の準備

撮影前に、月の出・月の入りの時間を確認しておきましょう。

月の位置や天候によって、見えやすい時間帯が変わるため、事前のリサーチが重要です。

  • 月の出・月の入りをチェック(天文アプリや天気予報サイトが便利)
  • 撮影スポットを決める(見晴らしの良い場所がおすすめ)
  • 三脚を準備する(手ブレを防ぐために必須)

カメラの設定を調整

満月の撮影には、前のセクションで紹介した基本設定を使います。

  • ISO感度 → 100〜200
  • シャッタースピード → 1/200〜1/400秒
  • F値(絞り) → F8.0前後
  • ホワイトバランス → 太陽光またはオート

月の出の時間を調べておくのって大事だね!

せっかく行ったのに月がまだ見えない…とか避けたいし

構図を決める

満月だけを撮るのも良いですが、建物や木々と一緒に構図を考えると、より印象的な写真になります。

  • 望遠レンズを使い、月を大きく写す
  • 風景と組み合わせて、ドラマチックな雰囲気を出す
  • 三脚を使い、ブレないようにしっかり固定する

ピントを合わせる

満月撮影では、オートフォーカスよりもマニュアルフォーカスの方が、細かい模様をくっきり写しやすくなります。

  • ライブビューを使ってピントを調整
  • クレーターのディテールがしっかり見えるようにする

撮影と微調整

実際に撮影した写真を確認し、明るさやピントが合っているかチェックします。

必要に応じて、設定を微調整しましょう。

  • 白飛びしている場合 → シャッタースピードを速くする
  • 暗すぎる場合 → シャッタースピードを遅くする or ISO感度を上げる
  • ピントが甘い場合 → マニュアルフォーカスで再調整

撮った後に写真をチェックして、微調整するのも大事なのね

スマートフォンでの満月撮影

最近のスマートフォンはカメラ性能が向上していて、設定次第では満月のクレーターまでくっきり撮影することも可能です。

ただし、標準カメラアプリのオート設定のままだと、白飛びしてしまうことが多いため、手動での調整が重要になります。

スマホで満月を撮るときのポイント

スマホで満月を撮影するときは、以下のポイントを意識すると、より鮮明な写真が撮れます。

  • 露出を下げる(月の明るさを抑え、白飛びを防ぐ)
  • ズームしすぎない(デジタルズームは画質が荒くなるため、できれば光学ズームを活用)
  • 三脚を使う(ブレを防ぐため、スマホ用の三脚や固定スタンドを活用)

スマホで満月を撮ると、ただの光の玉みたいになっちゃうのよね…

ちょっとした調整で変わるなら試してみたい!

露出補正で白飛びを防ぐ

スマホカメラのオート設定では、月の明るさに引っ張られてしまい、白く飛んでしまうことがよくあります。

そのため、撮影時に露出補正をマイナスに調整すると、クレーターのディテールまでしっかり写せるようになります。

【露出補正のやり方】

こちらはiPhoneもAndroid共通です。

  • カメラアプリを開く
  • 画面上の月をタップして、フォーカスを合わせる
  • 明るさ調整バーが出るので、スライドして暗くする

専用アプリで細かく調整する

標準のカメラアプリだけでは限界があるため、マニュアル撮影が可能なアプリを使うのもおすすめです。

【おすすめのカメラアプリ】

  • iPhone:「Halide」「ProCamera」
  • Android:「Open Camera」「ProCam X」

これらのアプリを使うと、ISOやシャッタースピードを手動で設定できるため、一眼レフのような調整が可能になります。

満月を肉眼より小さく感じる理由

写真で撮った満月が、肉眼で見たときよりも小さく感じることはありませんか?

これは月の錯視と呼ばれる現象で、地平線近くにあるときは大きく、空高く昇ると小さく見えるためです。

スマホで満月を撮るときは、望遠機能やズームレンズを活用すると、より迫力のある写真が撮れます。

満月と風景を組み合わせた撮影

満月単体を撮るのも美しいですが、風景と一緒に写すことで、よりドラマチックな写真を撮ることができます。

特に、建物や自然のシルエットと組み合わせると、ストーリー性のある一枚に仕上がります。

撮影時間帯を工夫する

満月と風景を組み合わせるなら、月の出・月の入りの時間が狙い目です。

この時間帯は月が低い位置にあるため、建物や山の近くに大きく見える満月を撮ることができます。

  • 月の出直後(夕方~夜) → 赤みがかった大きな満月を撮影しやすい
  • 月の入り前(早朝) → 低い位置にある満月を幻想的に撮れる
  • ブルーアワー(薄明の時間帯) → 空のグラデーションと満月のコントラストが美しい

夜空にポツンと浮かぶ満月よりも、風景と一緒に撮ったほうが雰囲気が出るね!

構図のポイント

風景と満月を組み合わせるときは、構図にもこだわると印象的な写真になります。

  • 月を風景の一部として配置する → 例えば、山の頂上に沈む満月や、ビルの間に浮かぶ満月
  • シルエットを活用する → 木や建物を前景にして、満月の光を引き立たせる
  • リフレクションを狙う → 湖や海の水面に映る満月を狙うと幻想的な仕上がりに

多重露出でバランスよく撮る

満月と風景を一緒に撮ると、満月が明るすぎて風景が暗く写ってしまうことがあります。

その場合は、多重露出やHDR(ハイダイナミックレンジ)合成を活用すると、バランスの良い写真に仕上がります。

  • カメラの「多重露出」機能を使う → 1枚目で満月を、2枚目で風景を撮影し、合成する
  • HDR撮影を活用する → 明暗差を調整し、満月と風景をバランスよく写す

満月を撮るのって難しそうだけど、コツを押さえればスマホでも綺麗に撮れそうね

次の満月が楽しみになってきた!

さいごに

満月は肉眼では美しく見えるのに、写真に撮ると白飛びしたり、小さく写ってしまったりすることが多いもの。

しかし、カメラやスマホの設定を工夫するだけで、くっきりとした満月を撮影することができます。

特に、ISO感度やシャッタースピードの調整、露出補正、三脚の使用などを意識すると、より鮮明な写真に仕上がります。

さらに、風景と組み合わせたり、月の出や月の入りの時間帯を狙ったりすることで、印象的な一枚を残すことも可能です。

次の満月の夜には、ぜひこの記事を参考に、自分だけの美しい満月写真を撮ってみてくださいね。

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