お正月は、どこへ行っても人でいっぱい。
寒さもあって「もう家でいいかな…」なんて思う人も多いはず。
けれど、“家で過ごすお正月”こそ、いまの時代の贅沢な時間です。
温かい部屋で家族と過ごすもよし、一人でゆっくりゲームや映画を楽しむもよし。
予定を詰め込まず、好きなことをしながらのんびりできる数少ないチャンス。
外出しなくても、室内で楽しめることはたくさんあります。
この記事では、「お正月の過ごし方」をテーマに、家族・一人・カップルなど、どんな人でも楽しめる室内の過ごし方20選を紹介します。
「家で過ごす=退屈」ではなく、「家で過ごす=豊かで幸せな時間」。
そんな新しいお正月の楽しみ方を、一緒に見つけていきましょう。
お正月は“家で過ごす”のが最高な理由
外に出なくても、お正月は十分に楽しめます。
人混みや渋滞に巻き込まれず、ぬくもりのある部屋でゆっくりする——
それだけで、心と体を整える最高のスタートが切れるんです。
ここでは、いま多くの人が「おうち正月」を選ぶ理由を見ていきましょう。
移動なし・お金もかからない!今どきは“おうち正月”が主流
かつては「お正月=帰省や初売り」といった外出が定番でした。
でも最近は、交通費や混雑を避けて“家でゆっくり派”が増加中。
SNSでも「人混み苦手だから家で過ごす」「暖房とコタツが最強」なんて声が多く見られます。
移動のストレスがない分、体も心も休まるのが“おうち正月”の魅力。
しかも出費も控えめで、食材を少し買い足すだけで準備完了。
家族とテレビを見たり、好きなゲームをしたり——
「特別な予定がなくても、幸せに過ごせるお正月」が新しい定番になりつつあります。
家でも十分楽しい理由(家族時間・自分時間・リセット時間)
家で過ごす時間には、外では味わえない豊かさがあります。
家族と一緒に食卓を囲む「団らん時間」、一人でゆっくり本を読んだり考えごとをする「自分時間」、そして一年の疲れを癒す「リセット時間」。
どの時間も、予定に追われないからこそ生まれる“ゆとりの贅沢”。
静かに過ごすお正月は、次の一年を気持ちよく始めるための“余白”です。
「出かけない勇気」が、今では一番のリフレッシュかもしれません。
家族や子どもと楽しむお正月の過ごし方
お正月は、家族みんなでゆっくり過ごせる貴重な時間。
外に出かけなくても、家の中で笑顔が生まれる工夫はたくさんあります。
昔ながらの遊びを楽しんだり、テレビを見ながらまったりしたり、いつもより少し丁寧にごはんを作って写真を撮る——
そんな“おうち正月”こそ、家族の絆を深めるチャンスです。
定番の室内遊び(すごろく・かるた・福笑い)
お正月の遊びといえば、やっぱり昔ながらの“すごろく”や“かるた”。
ルールが簡単で、小さな子どもからおじいちゃんおばあちゃんまで楽しめるのが魅力です。
「福笑い」でみんなが大笑いすれば、寒い外よりもずっとあたたかい雰囲気に。
最近は、ネットで無料ダウンロードできる“お正月オリジナルすごろく”やアプリ版のかるたも人気。
少しアレンジを加えて、家族オリジナルのルールで遊ぶのもおすすめです。
テレビや映画でまったり(おすすめ番組・配信)
お正月は特番や映画の一挙放送など、テレビが一番面白い時期。
紅白や駅伝の余韻に浸りつつ、家族で同じ番組を観て笑うだけで、自然と幸せな空気が流れます。
配信サービスを使えば、アニメや名作映画を好きなタイミングで楽しめるのも魅力。
たとえば「お正月映画マラソン」をテーマに、3本まとめて観る日を作ると、それだけでちょっとしたイベントになります。
お正月ごはんを一緒に作る(簡単おせち・お雑煮アレンジ)
お正月の食卓は、家族の笑顔を集める舞台。
みんなで手を動かしておせちやお雑煮を作ると、それだけで“特別感”が出ます。
難しく考えず、簡単アレンジでOK。
黒豆をチョコレートに混ぜてスイーツにしたり、お雑煮を地域ごとに作り比べて「味くらべ大会」をしてみたり。
子どもが小さければ“餅ピザ”や“おにぎりツリー”も大人気です。
写真を撮って“おうちフォト初め”
年の初めを記念に残すなら、“フォト初め”をしてみましょう。
リビングの一角にお正月飾りを置くだけで、立派なフォトブースになります。
和装をしてもいいし、パジャマ姿の“ゆる写真”も味があって◎。
スマホのタイマー撮影や三脚を使えば、家族全員での写真も簡単。
「去年より笑顔が増えたね」なんて、あとから見返すのも楽しみのひとつです。
一人でも充実!ソロお正月の楽しみ方
人に会う予定もなく、静かに迎えるお正月。
そんな時間こそ、自分を整えたり、好きなことに没頭できる最高のチャンスです。
“誰かと過ごすお正月”も素敵だけれど、“自分と向き合うお正月”も同じくらい価値がある。
ここでは、一人でも心が満たされるソロお正月の過ごし方を紹介します。
お正月限定の趣味時間(読書・映画・ハンドメイド)
普段は忙しくて後回しにしていたことを、ゆっくり楽しめるのがお正月の魅力。
読みかけの本を一気に読んだり、映画を続けて観たり、ハンドメイドで小物を作ってみたり。
“やりたいけど時間がない”を解放する日、それがソロお正月です。
特におすすめは、照明を少し落として、好きな音楽と一緒に過ごす夜。
静けさが、心をやさしく満たしてくれます。
年末の疲れを癒す“おうち温泉”風バスタイム
一人だからこそ、バスルームを自分だけの癒やし空間に。
入浴剤やアロマを入れて湯船にゆっくり浸かれば、それだけで気持ちが整います。
キャンドルを灯したり、バスソルトを使うと、自宅がちょっとした温泉気分に。
タオルを温めておく、音楽を流す、照明を落とす——
ほんの少しの工夫で、極上の“おうちスパタイム”が完成します。
やってみたいことリストを書き出す
新しい年の始まりは、“自分の中を整理する時間”にもぴったり。
ノートやスマホに、今年やってみたいことを100個書いてみましょう。
内容は何でもOK。「旅行」「料理」「小さな贅沢」…なんでも構いません。
書き出すことで、頭の中のモヤモヤがスッキリし、「今年も楽しみがいっぱいあるな」と前向きな気持ちになれます。
家でできる開運アクション(掃除・模様替え・日記)
お正月の“開運行動”は、意外と身近なところにあります。
たとえば、部屋のいらないものを手放してスッキリさせる。
カーテンや小物を変えて、空間の空気を入れ替える。
日記をつけて、感謝や目標を書き留めるのもおすすめ。
言葉にすることで、気持ちが整い、運気も自然と上向いていきます。
友達や恋人と家で過ごすお正月アイデア
外は寒くても、仲のいい人と過ごすお正月はあたたかい。
わざわざ出かけなくても、家の中でたっぷり笑って、食べて、語り合える時間は最高の思い出になります。
“特別な場所に行かなくても楽しめるお正月”を、ここではいくつかのアイデアとして紹介します。
おうちパーティー・お正月料理をシェア
お正月らしさを残しつつ、気軽に楽しむなら“おうちパーティー”が一番。
持ち寄りでおせちやスイーツをシェアすれば、ちょっとしたイベント気分になります。
餅をアレンジしたおつまみや、金粉入りドリンクで“お正月感”を演出しても素敵。
テーブルにランチョンマットや小さな花を飾るだけで、写真映えも抜群です。
ボードゲーム・Switch・カラオケなどで盛り上がる
家の中でテンションを上げたいなら、ゲームが最強の味方。
ボードゲームで白熱したり、Switchやカラオケアプリで勝負したり——
笑い声が絶えないお正月になります。
最近は“オンライン対応ゲーム”も多いので、遠くの友達とも一緒に遊べるのがうれしいところ。
写真や動画で“お正月リール”を作る
SNSに投稿するなら、お正月限定の“おうちリール”がおすすめ。
干支アイテムやお正月飾りを背景にして、動画や写真を組み合わせれば、新年の投稿が一気に華やかになります。
音楽をつけて「#おうち正月」で投稿すれば、思い出にもなるし、年始の話題にも。
オンライン通話で離れてても楽しむ
離れていても、画面越しに乾杯すれば気分は同じ。
LINE通話やZoomを使って“リモート新年会”を開けば、どこにいても一緒に笑えます。
同じ番組を見ながらコメントし合ったり、プレゼント交換をオンラインでしてみるのも楽しい。
物理的な距離を感じない“つながるお正月”が、これからの新しい定番です。
家で過ごすお正月をもっと楽しむコツ
せっかく家で過ごすなら、少しの工夫でお正月の雰囲気をもっと豊かにしてみませんか?
特別な準備をしなくても、香りや光、季節の花など、五感を通して新しい一年を迎えると気持ちが整います。
ここでは、家で過ごすお正月を心地よくアップデートするための小さなコツを紹介します。
少しだけ季節感を出す(お花・飾り・香り)
玄関やリビングに小さな正月飾りを置くだけで、空間が明るくなります。
南天や松、梅などを一輪挿しにすれば、それだけでお正月らしい空気に。
アロマディフューザーで和の香りを取り入れたり、線香花火のような小さな光を楽しむのも素敵です。
「飾りすぎない」のがコツ。
自然素材の小物を少し取り入れるだけで、“静かな華やかさ”が生まれます。
BGMと照明で“お正月モード”を演出
音と光の演出で、お正月らしい空気をつくるのもおすすめ。
やさしいピアノのBGMや和楽器の音を流すと、自然と気持ちが落ち着きます。
照明は少し暖色にするだけで、リラックス度がぐっと上がります。
夜はキャンドルや間接照明を灯して、“非日常のくつろぎ”を演出。
外の寒さを忘れるほど、心がぽっと温まる空間になります。
1年の始まりにおすすめの“おうち習慣”
新しい一年の始まりは、心と体を整える“習慣づくり”のベストタイミング。
朝に白湯を飲む、5分だけストレッチをする、夜に日記を一行書く。
小さな習慣を一つ始めるだけで、1年が不思議と前向きに回り始めます。
無理をせず“できたらうれしいこと”から始めるのがコツ。
毎日の中に小さなリズムが生まれれば、それが最高の開運アクションです。
さいごに
お正月は「どこに行くか」よりも、「どう過ごすか」。
人混みや移動を避けて、家の中で心を整える——
それこそが、いまの時代にぴったりの“贅沢な過ごし方”です。
家族と笑ったり、一人で好きなことに没頭したり、恋人や友達と語り合ったり。
そのすべてが、新しい一年を迎えるための大切な時間。
温かい飲み物を片手に、ゆっくり呼吸を整えてみましょう。
静かなお正月の中にこそ、次の一年を輝かせるエネルギーが隠れています。